この国に生まれた理由
あなたへ 春の暖かな風を感じられるようになったかと思えば、 ここ最近のこちらでは気温が低く、 再び、厚手の上着に袖を通すことになりました。 車へと乗り込めば、 早速、暖房を掛ける日々へと逆戻りしてしまいましたが、 思わず僅かに肩を竦めながらも、 今日の私は、この冬に蘇ったあなたの声を反芻していました。 あれは、あなたと過ごした初めての冬に聞こえて来たあなたの声。 私は、あなたがあなただから、 どんどん惹かれて、 どんどん好きになって行ってんだなって、 改めて、あなたが見せてくれた優しさに触れるように、 あなたの声を反芻しました。 あなたと初めての過ごした冬に私が知ることが出来たのは、 冬という…